2025年11月9日(日)9:00〜17:00
オンラインZOOM開催
主催:日本科学者会議PFAS問題研究委員会
最近、PFAS(有機フッ素化合物)による水道水、地下水、河川水、血液などの汚染が、全国的に問題となっています。日本科学者会議では、2023年11月の近畿地区主催の「PFAS汚染問題シンポジウム」、2024年11月の「25総学PFAS分科会」、『日本の科学者』11月号PFAS特集などを企画してきました。
日本科学者会議会員有志は、PFAS汚染地域の市民団体と協力してこの問題に取り組んでおり、会員有志と関心のある会員を委員に募集して、今年度からPFAS問題研究委員会を立ち上げました。被害地域住民や会員外の科学者とも協力して、下記のとおり、オンライン全国シンポジウムを開催しますので、奮ってご参加ください。
参加費は無料ですが、カンパを次の「投げ銭」システムでお願いします。
★投げ銭システム(クレジットカード払い)
https://square.link/u/21p4jVpM
★参加申し込みは、下記のGoogleフォームからお願いします。
★Zoom参加の登録は、下記のURLからお願いします。
https://us06web.zoom.us/j/87216880854?pwd=7eY8ykofjxXdb58jikJYGi3gBRTILE.1
ミーティング ID: 872 1688 0854 パスコード: 254936
11月9日(日) シンポジウムプログラム
9:00 開会あいさつ 畑 明郎(PFAS問題研究委員会委員長)
9:05 基調講演1 小泉昭夫・京都大学名誉教授
「吉備中央町PFASに関する健康影響評価の暫定結果報告の問題点:
住民による登録研究の可能性」
9:50 基調講演2 原田浩二・京都府立大学教授
「PFASによる環境汚染の事例と今後の課題」
10:35~10:40 休憩(以下の発表は発表15分、質疑5分とします)
10:40 発表1 金谷邦夫(大阪PFAS汚染と健康を守る会)
「ダイキン現場労働者にみられた間質性肺炎~PFOA粉塵吸入が関与?」
11:00 発表2 丸尾牧(兵庫県議会議員)
「兵庫県明石川のPFAS汚染調査と宝塚市民血液検査結果」
11:20 発表3 安富政治(京都府あやべPFAS汚染から健康を守る会準備会)
「産業廃棄物管理型最終処分場からの高濃度PFAS流出」
11:40 発表4 近藤 正(秋田県立大学生物資源学部・秋田支部)
「秋田市とその周辺にある産業廃棄物処分場からのPFAS流出」
12:00~13:00 お昼休憩
13:00 発表5 笹嶋貞子(秋田県大館市PFASと市民の健康を考える会)
「河川のPFAS汚染対策を求めて」
13:20 発表6 畑明郎(元大阪市立大学教授・滋賀支部)
「京都府と滋賀県のPFAS汚染」
13:40 発表7 松岡武夫(四日市公災害市民ネット)
「三重県四日市のPFAS問題と公害の教訓」
14:00 発表8 鈴木孝雄(清水PFAS問題を考える会連絡会)
「静岡市清水区PFOAの現在、過去、未来」
14:20 発表9 今尾明美(PFAS汚染からいのちと水を守る各務原市民の会)
「岐阜県各務原市における2回目の血液検査結果と現状」
14:40 発表10 長岡ゆりこ(大阪PFAS汚染と健康を考える会)
「大阪PFAS汚染と健康を考える会の活動・運動」
15:00~15:10 休憩
15:10 発表11 和田壮平(ダイキン公害問題を考える会)
「公害行政の進歩と退化:ダイキンPFOA問題に対する公害調停の取り組み」
15:30 発表12 小橋かおる(有害物質に関する人権擁護者/HR Defender on Toxics)
「『ビジネスと人権』から考える企業由来のPFAS汚染:汚染事業者の責任とは?」
15:50 総合討論:PFAS汚染にどう立ち向かうか?
16:55 閉会あいさつ
17:00 閉会